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新抗ウイルス剤と新抗ウイルス薬食製品の講演会

更新日:4月27日

2020年7月6日(大分会場)、7日(福岡会場)で新抗ウイルス剤と新抗ウイルス薬食製品

講演会が、豪雨の中にもかかわらず、大勢の皆様にご参加いただき開催されました。


梅の花乳酸菌 発酵クマザサとその抗ウイルス作用について


株式会社 生化研 CEO                         堀内 勲

株式会社 インパクト 会長、石川天然薬効物質研究センター理事     中野 敏朗

北陸大学薬学部前教授、石川天然薬効物質研究センター理事        村山 次哉

金沢医科大学医学部名誉教授、石川天然薬効物質研究センター代表理事   山口 宣夫


各位殿

クマザサは、イネ科の単子葉類ササの一品種である。国内では、西日本に多く野生し、秋から冬にかけては葉の縁が白くなる(隈ができる)ことがクマザサの名の所以である。その葉は食品の腐敗防止のために古来より食品を包む材料、例えば笹寿司やチマキなどに用いられているが、その効果は葉に含まれる精油成分(安息香酸など)による殺菌、防腐作用に起因することが近年になって明らかにされた。また民間薬としても、胃痛、糖尿病、高血圧、喘息などの改善に利用された。他にも多くの作用(抗炎症作用、抗潰瘍作用、利尿作用、鎮静作用、解毒作用、抗がん作用等)を持つ事が知られている。そこで我々はクマザサエキスの抗ウイルス作用について検討した結果、強い抗ウイルス作用がある事を見出し、その抗ウイルス作用の有効成分について詳しく検索し、クマザサに含有される“トリシン”という分子がその活性中心成分である事を発見し、そのトリシンについての特許も既に取得した。ここにクマザサ及びクマザサ中に含まれる成分が、多くのウイルス(サイトメガロウイルス、インフルエンザウイルス、SARS-コロナウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、B型肝炎ウイルス、ジカウイルス等)に対して抗ウイルス作用を示すこと、これらの効果が生体免疫系を活性化した結果であることが明らかにされたことは、昨今の社会情勢を考慮すると極めて重要な意味を持っています。

さらに我々は、そのトリシンより400倍以上強い抗ウイルス作用を示す物質である6F-トリシン(これは現在世界中のどこにも存在しない全く新しい化合物です)を発見し、その合成にも成功したので最近特許を取得しました(日本は公開済、欧州と米国は申請中)。しかしながら、現時点ではトリシンや6F-トリシンをヒトが直接摂取することはできません(まだ医薬品として承認されていないから)ので、とりあえずクマザサエキスを食品として摂取することで、ウイルス感染防御作用及び抗ウイルス作用を期待するというものです。

私共はさらに薬効を高めるために、梅の花乳酸菌(大分県日田市で分離)を加え、特殊発酵の低分子化により腸管吸収性、免疫調整性を高める事に成功しています。

この様な温故知新を見習った新素材について投資を募集させていただきますので、積極的なご支援をお願い申し上げる次第です。よろしくご検討のほどお願い申し上げます。

以上



主な論文

1) Anti-human cytomegalovirus activity by constituents from Sasa albo-marginata (Kumazasa in Japan). Antiviral Chemistry & Chemotherapy, 19: 125-132, 2008.

2) Inhibitory effects of tricin derivative from Sasa albo-marginata on replication of human cytomegalovirus., Antiviral Res, 91: 296-303, 2011.

3) An in silico-designed flavone derivative, 6-fluoro-4′-hydroxy-3′,5′-dimetoxyflavone, has a greater anti-human cytomegalovirus effect than ganciclovir in infected cells. Antiviral Research 154: 10–16, 2018.


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